playpark
ホーム会社概要サービスソリューションブログお知らせ気軽に相談する
playpark

あらゆる仕事を楽しむ

会社概要サービスソリューション気軽に相談する特定商取引法に基づく表記

© 2019-2026 合同会社playpark All Rights Reserved.

  1. ホーム
  2. ブログ
  3. 課題解決
  4. 少人数チームの営業管理、「フォロー忘れてた」が一番こわい ── 2人で回す仕組みの作り方
ブログ一覧に戻る
課題解決

少人数チームの営業管理、「フォロー忘れてた」が一番こわい ── 2人で回す仕組みの作り方

少人数チームの営業管理で最もこわいのはフォロー漏れ。成約の80%は5回以上のフォローが必要なのに、44%の営業が1回で諦めている現実。2人チームのplayparkが実践した「漏れない仕組み」を紹介します。

2026年4月2日13分で読める
営業管理営業パイプライン管理業務効率化業務自動化スモールDX
少人数チームの営業管理、「フォロー忘れてた」が一番こわい ── 2人で回す仕組みの作り方

「あ、あの会社にフォローするの忘れてた...」

先方との面談で「前向きに検討します」と言われて、ホッとして、次の案件に追われて——気づいたら2週間。慌てて連絡したら、もう他社で決まっていた。

少人数チームで営業をしていると、一度はこの冷や汗を経験しませんか?

フォロー漏れは「うっかり」じゃなく「構造の問題」

「次はちゃんとフォローしよう」と反省しても、同じことが起きる。それはあなたの記憶力の問題じゃなくて、仕組みの問題です。

実はこれ、業界全体の課題でもあります。

  • 成約の 80% は5回以上のフォローアップが必要。でも 44% の営業担当者は1回であきらめている
  • 48% の営業が、2回目のコンタクトすらしていない
  • 5分以内にフォローすると成約率が 21倍 になるのに、多くの案件は放置される

(出典: IRC Sales Solutions / Salesgenie / Martal Group)

「フォローが大事」なんてみんな知っている。でもやれない。忙しいから。目の前の商談が優先だから。Excelの管理シートを開く暇がないから。

私たちが「ホットな見込み客」を逃した話

playparkは2人チームで営業をしています。正直に言うと、私たちもフォロー漏れで見込み客を逃しました。

何が起きたか。3つの問題が重なっていました。

1. 期日が来てもアラートが出ない

スプレッドシートに「5月にフォロー」と書いても、5月になったら教えてくれる人はいません。自分で毎日シートを開いて確認するしかない。でも、面談や提案準備で忙しい日に、わざわざ管理シートを開きますか?(開かないですよね、私たちも開きませんでした)

2. 期日を自分で設定しないといけない

面談が終わったあと、やることリストは長い。議事録をまとめて、お礼メールを書いて、提案書の準備をして...その合間に「次のフォロー日を決めてシートに入力する」という作業。後回しにしがちなんです。で、後回しにしたまま忘れる。

3. ステータスの更新が漏れる

これが一番痛かった。案件のステータスを「初回面談済」から「提案中」に更新し忘れると、フォロー期日の計算がズレる。もっと悪いケースでは、期日が永遠に来ない。ステータスが「アプローチ中」のまま放置されて、本当は提案を待っている見込み客が、管理上は「まだ接触前」扱いになっている。

結果、ホットな見込み客を逃しました。「前向きに検討します」と言ってくれていた相手に、1ヶ月後にようやく連絡して、「あ、もう他のところにお願いしちゃいました」と言われたときの気持ち。想像できますか。(できますよね。たぶん、この記事を読んでいるあなたも同じ経験がある)

あわせて読みたい

【カオナビ 入社手続き 自動化】人事情報の一元管理で入社対応80%効率化
事例紹介11分

【カオナビ 入社手続き 自動化】人事情報の一元管理で入社対応80%効率化

カオナビで入社手続きを自動化し、70項目以上のステータス管理を一元化。入社対応の確認作業を80%削減した事例をご紹介します。

読む

営業管理のほんとうの敵は「管理業務そのもの」

フォロー漏れの根っこにあるのは、「管理に手が回らない」という問題です。

Salesforceの調査によると、営業担当者が実際に「売る」ことに使えている時間は全体の28〜30%だけ。残りの時間は、データ入力、社内報告、ステータス更新といった管理業務に消えています。

日本の状況はもっと深刻で、HubSpot Japanの調査では営業時間の25.5%が「ムダ」 と感じられており、その経済損失は年間約8,300億円。ムダだと感じる業務のトップ2は「社内会議」と「社内報告業務」です。

つまり、営業の時間を一番奪っているのは、営業を管理するための作業という皮肉な構造。

「もっと丁寧にフォローしたい」「新規アプローチの質を上げたい」と思っても、管理業務に追われてその時間がない。管理をサボるとフォロー漏れが起きる。でも管理をちゃんとやると営業する時間がなくなる。

この無限ループ、心当たりありませんか?

あわせて読みたい

【取引先 DX要求 対応方法】「DX対応してください」と言われたら — 何から始める?
課題解決12分

【取引先 DX要求 対応方法】「DX対応してください」と言われたら — 何から始める?

取引先からDX要求が来たときの対応方法を3ステップで解説。「発注書をデータで」と言われても慌てない、中小企業向けの具体的な進め方をご紹介します。

読む

CRMを入れれば解決する...わけじゃない

「SFAやCRMを導入すればいいのでは?」と思いますよね。でも、少人数チームにとってCRM導入はハードルが高い。

壁現実
費用有名どころは1人あたり月3,000〜25,000円。3人で年間10万円超
定着しないCRMプロジェクトの 50〜63% が失敗。主因は「使われなくなる」
専門知識が必要42% の企業がCRM人材・トレーニング不足を最大の障壁と回答
機能過多予測分析、ワークフロー、レポート...使うのは全体の2割

(出典: CRM.org / Fullenrich / Radin Dynamics)

月10万円のツールを入れて、初期設定に1週間かけて、3ヶ月後にはExcelに戻っている。営業担当者の22%はCRMが何かすら理解していない(2025年時点)という調査もあります。

少人数チームに必要なのは、高機能なツールじゃなくて、「人がやったら漏れることを、人以上にやってくれる仕組み」 です。

あわせてチェック

この技術の導入、お手伝いします

記事で紹介した技術やツールの導入でお悩みですか?具体的な課題をお聞かせください。

気軽に相談する

playparkが作った「漏れない営業管理」

フォロー漏れで痛い目を見た私たちが考えたのは、シンプルな原則でした。

人間はアポや提案など「人がいることで価値が出る仕事」に集中する。 管理・リマインド・ステータス更新など「漏れたら困るけど地味な仕事」はAIに任せる。

仕組みの全体像

企業ごとにフォルダを作り、3種類のテキストファイルを置くだけのシンプルな構成です。

ファイル中身イメージ
企業情報会社名、担当者名、連絡先名刺の情報をまとめたもの
商談の状態ステータス、次のアクション、期限付箋に書くようなメモ
活動の記録面談メモ、電話内容、メールのやり取り営業日報に近いもの

特別なソフトは不要。パソコンのメモ帳で開ける形式です。

そして、このテキストファイルからダッシュボードが自動生成されます。全案件の「今」が一覧で見える画面がこちら。

パイプライン一覧 — 全案件のステータス・次のアクション・期限が一目でわかる

企業名をクリックすると、その会社の全情報が1画面にまとまっています。企業情報、商談の状態、担当者、議事録、活動履歴——あちこちのファイルを探し回る必要はありません。

企業詳細画面 — 企業情報・商談状態・議事録・活動履歴が1画面に集約

「3つの漏れ」をどう潰したか

私たちが経験した3つの問題、それぞれに対する答えはこうです。

問題1: 期日が来てもアラートが出ない → AIが毎日チェックして教えてくれる

朝、何か別の作業をしようとすると、AIアシスタントが「期限超過の案件があります」「2週間連絡していない企業があります」と教えてくれます。逃げ場がない。スパルタですが、これでフォロー忘れがゼロになりました。

実際のアラート画面がこちら。赤は期限超過、黄色は期限間近。パッと見て「やばい、これ今日やらなきゃ」がわかります。

アラート画面 — 期限超過(赤)と期限間近(黄)が一目でわかる

アラートの種類意味
期限超過「約束した日、過ぎてますよ」
長期未接触「2週間連絡してません」
ステータス停滞「提案中のまま1ヶ月経ってます」

問題2: 期日を自分で設定しないといけない → 面談が終わったらAIが自動設定

「面談終わった」とAIに伝えるだけ。オンライン会議の内容から議事録を自動生成し、次のアクションと期限を自動で設定してくれます。お礼メールの下書きまで作ってくれるので、面談後の事務作業が30分→5分に。

問題3: ステータス更新が漏れる → AIが活動内容から自動更新

活動を記録すると、その内容に応じてステータスが自動更新されます。「提案書を送りました」と記録すれば、ステータスは自動的に「提案中」に。人間が手動で更新する必要がないから、漏れない。

3ヶ月使ってみた結果

指標BeforeAfter変化
フォロー漏れ月2〜3件は「あっ...」0件ゼロに
面談後の事務作業30分/件5分/件83%削減
新規アプローチの準備1社30分1社10分67%削減
ツール費用月0円月0円変わらず無料

一番変わったのは、安心感です。「何か忘れてないかな」という不安がなくなった。月10件面談すれば事務作業だけで4時間以上浮くので、その分を提案の質を上げることに使えるようになりました(正直に言うと、半分はコーヒーを味わって飲む余裕に変わりました)。

この仕組みが合う会社、合わない会社

万能ではありません。正直に整理します。

合う会社

  • 営業チームが2〜5人で、まず動く仕組みがほしい
  • フォロー漏れや案件放置にすでに痛い思いをしている
  • CRMに月額費用をかける前に、まず無料で試したい
  • 入力作業を極力減らしたい(AIに任せたい)

合わない会社

  • 10人以上の営業チームで、権限管理や承認フローが必要
  • モバイルからリアルタイムに更新したい(現時点ではPC操作が前提)
  • 高度な売上予測やレポート自動生成が必要(これはSFA/CRMの得意分野)

5人以下で「まずフォロー漏れをなくしたい」「管理の手間を減らしたい」というフェーズなら、十分に実用的です。組織が大きくなったらSFA/CRMに移行すればいい。データはテキストファイルなので、移行もしやすいのがメリットです。

まとめ:ツールより「漏れない仕組み」

少人数チームの営業管理で一番大事なのは、高機能なツールを入れることじゃなく、「フォローが漏れない仕組み」を作ることです。

成約の80%は5回以上のフォローが必要。でも、人間は忙しいと忘れる。ステータス更新は面倒だからサボる。期日は設定しても確認しない。

人がやったら漏れることを、人以上にやってくれる仕組み。 私たちはそれを作って、フォロー漏れゼロ、事務作業83%削減を実現しました。

「うちも少人数だけど、ちゃんと営業管理したいな」と思ったら、まず自分たちのフォロー漏れが月に何件あるか数えてみてください。きっと思った以上に多い。そこが改善の出発点です。

技術的な仕組みに興味がある方は、エンジニア向けの詳細記事もあわせてどうぞ。テキストファイルの構造やAIアシスタントの設計を詳しく解説しています。

関連ソリューション

この記事に関連するplayparkのソリューション

業務自動化ソリューション

Excel脱却・API連携で手作業を自動化。作業時間を大幅に削減します。

ソリューションを見るSHITATEYAを見る
ブログ一覧に戻る

関連記事

すべての記事
【カオナビ 入社手続き 自動化】人事情報の一元管理で入社対応80%効率化
事例紹介
2026年3月29日11分で読める
【カオナビ 入社手続き 自動化】人事情報の一元管理で入社対応80%効率化

カオナビで入社手続きを自動化し、70項目以上のステータス管理を一元化。入社対応の確認作業を80%削減した事例をご紹介します。

カオナビ人事管理API連携+4
【取引先 DX要求 対応方法】「DX対応してください」と言われたら — 何から始める?
課題解決
2026年3月15日12分で読める
【取引先 DX要求 対応方法】「DX対応してください」と言われたら — 何から始める?

取引先からDX要求が来たときの対応方法を3ステップで解説。「発注書をデータで」と言われても慌てない、中小企業向けの具体的な進め方をご紹介します。

DX推進スモールスタート業務自動化+4
【CrowdLog 工数集計 自動化】月次作業を90%削減した方法
課題解決
2026年3月14日10分で読める
【CrowdLog 工数集計 自動化】月次作業を90%削減した方法

CrowdLogの工数集計を自動化し、月次作業を90%削減。CrowdLog API連携でExcelへの転記・集計を不要にし、転記ミスもゼロにした方法をご紹介します。

工数管理Excel業務自動化+4

詳しいソリューションを見る

記事で紹介した解決策をさらに詳しく。15分で課題を整理し、具体的な導入ステップをご提案します。

15分ヒアリングを予約気軽に相談する