「Excelで十分」——その気持ち、わかります。でも毎日2時間の集計作業、心当たりありませんか?実際にExcel業務を自動化に移行した3つの事例から、成果と進め方をお伝えします。
Excel業務の「見えないコスト」
| 業務 | 課題 | 発生コスト |
|---|---|---|
| 勤怠データ集計 | 入退室システムと人事システムの手作業突合 | 毎日2時間 |
| 月次レポート作成 | Excelからの転記・メール送付 | 月末に5〜10時間 |
| 共有リンク作成 | Boxファイルに1件ずつ手作業 | 月17時間(1,000件) |
| システム間データ連携 | 二重入力 | 月10時間/人 |
年間では、1人の担当者が数百時間を単純作業に費やす計算になります。
3つの自動化事例
事例1:勤怠集計を96%削減
入退室システムと人事システム(カオナビ)が分離しており、次の5工程が毎日2時間かかっていました。
- ログをExcelにエクスポート
- カオナビから従業員マスターを取得
- VLOOKUPで突合
- 異常値を目視確認(「この人、26時出勤?」)
- 集計結果を報告
API連携で完全自動化し、人間は結果を見るだけになりました。
| 指標 | Before | After | 改善率 |
|---|---|---|---|
| 日次集計工数 | 2時間/日 | 5分/日 | 96%削減 |
| データ転記ミス | 月3件 | 0件 | 100%解消 |
| レポート作成 | 3日 | 即時 | 即時化 |
Fastify + PrismaでAPIを構築、BigQueryでDWHを構築、Cloud Runで運用しています。
事例2:二重入力を95%削減
勤怠システム(MiTERAS)とプロジェクト管理(CrowdLog)に同じ情報を入力する必要がありました。
| 課題 | 影響 |
|---|---|
| 二重入力の手間 | 月10時間/人の入力作業 |
| 転記ミス | 月3〜5件の入力漏れ・誤り |
| 締め作業の負荷 | 月末に数時間拘束 |
システム連携(MiTERAS→自動連携→CrowdLog)で自動化しました。
| 指標 | Before | After | 改善率 |
|---|---|---|---|
| 月間入力時間 | 10時間/人 | 0.5時間/人 | 95%削減 |
| 転記ミス | 3〜5件/月 | 0件/月 | 100%解消 |
| 締め作業 | 8時間/回 | 1時間/回 | 87%削減 |
事例3:Box共有リンク作成を97%削減
Boxで外部パートナーとファイル共有する際、1件あたり約1分、月間1,000件=17時間/月を手動で作成していました。Box APIで自動化し、30分以下に短縮しました。
| 指標 | Before | After | 改善率 |
|---|---|---|---|
| 共有リンク作成 | 月17時間 | 月30分以下 | 97%削減 |
| ファイル情報確認 | 1件3〜5分 | 即時 | 95%以上短縮 |
自動化を進める3つのステップ
- 見える化:定型作業・所要時間・ミス頻度を計測する
- 費用対効果の試算:年間削減時間×時間単価>開発コストで判断(例:月10時間削減×時給3,000円×12ヶ月=年間36万円)
- 小さく始める:効果が大きい業務・ミスが多い業務から着手
Excel vs 専用システムの判断基準
Excelのままでよいのは月1〜2回の単発作業や担当者1人で完結する業務。システム化を検討すべきは毎日発生する定型作業、複数人が扱う業務、ミスが許されない業務(給与、請求など)です。
まとめ
| 事例 | 改善効果 |
|---|---|
| 勤怠集計 | 96%削減(2時間→5分) |
| 二重入力 | 95%削減(10時間→0.5時間) |
| 共有リンク作成 | 97%削減(17時間→30分) |
「うちも自動化できる?」というご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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→ 全事例は業務自動化・Excel脱却 完全ガイドにまとめています。
もっと詳しく知りたい方へ
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