「毎日2時間の集計作業、そろそろExcelに反乱を起こされそう...」
入退室データと人事システムの突合作業。CSVを開いて、VLOOKUPを書いて、「あれ、この人の部署コード変わってない?」とカオナビを開いて確認して...気づけばお昼休み。そんな日々を送っている管理部門の方、実は多いのではないでしょうか。
本記事では、この「終わりなきExcel地獄」から脱出した事例をご紹介します。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | 製造・オフィス系企業 |
| 規模 | 従業員100名以上 |
| 導入期間 | 約2週間(コーヒー何杯分だろう...) |
課題:人間がやるべき仕事じゃない
導入前、お客様が抱えていた課題は「人類の限界への挑戦」とも言えるものでした。
1. 勤怠データの手作業集計
入退室システムと人事システム(カオナビ)が仲良く話し合ってくれないので、人間が通訳役に。データ突合に毎日2時間以上を費やしていました。Excel職人の称号は、決して褒め言葉ではありません。
2. リアルタイム分析ができない
部門別・拠点別の出勤状況を把握するのに数日のタイムラグが発生。「今日の出勤率は?」という質問への回答が「3日後にわかります」では、経営判断もへったくれもありません。
3. データ分散による非効率
MySQL、入退室システム、カオナビ...まるでデータの三国志。統一するには諸葛亮級の知恵が必要でした。
解決策:自動連携データブリッジシステム
入退室ログと人事情報を自動連携し、BigQueryへリアルタイム集約するシステムを構築しました。もうExcelに「おはよう」を言う必要はありません。
主要機能
| 機能 | 効果 |
|---|---|
| 自動データ連携 | 入退室システムとカオナビのデータを自動突合。人間は見守るだけ |
| BigQuery統合分析 | 部門別・役職別・雇用形態別など、聞きたい切り口で即座に回答 |
| 日次バッチ処理 | 毎日自動でスナップショット保存。「先週の今日」との比較もサクサク |
| セキュアなAPI設計 | JWT認証でがっちりガード。不正アクセスはお断り |
導入効果
定量的な成果
| 指標 | Before | After | 改善率 |
|---|---|---|---|
| 日次データ集計工数 | 2時間/日 | 5分/日(自動) | 96%削減(Excel「...」) |
| 分析レポート作成 | 3日 | 即時 | 即時化(聞かれたその場で回答) |
| データ転記ミス | 月3件 | 0件 | 100%解消(人間が触らないので当然) |
定性的な成果
- 経営判断の迅速化: 「今どうなってる?」にリアルタイムで回答できる喜び
- 管理部門の業務改善: 集計マシーンから分析アドバイザーへ進化
- データ品質の向上: 「あれ?この数字おかしくない?」がなくなった世界
技術構成
| 項目 | 採用技術 |
|---|---|
| アーキテクチャ | REST API(Fastify)+ Prisma ORM |
| データ基盤 | MySQL → BigQuery(分析の本気出す場所) |
| 連携システム | カオナビ(人事)、入退室管理システム |
| 運用環境 | Cloud Run(寝てる間も働いてくれる) |
まとめ
入退室ログと人事情報の自動連携により、日次集計作業を96%削減することに成功しました。
担当者の方は「Excelを開くたびにため息が出ていたのが、今では朝イチでダッシュボードを見るのが楽しみになった」とおっしゃっていました。
「データ集計に時間がかかりすぎている」「そろそろExcelとお別れしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
